● 山福文庫ってなあに?
|
|
山福文庫は,のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)内の自然史博物館の中にあります。机の椅子が置かれた閲覧スペースが設けられ,「山福文庫(やまふくぶんこ)」の名で豊橋市民に親しまれています。また,分館として豊橋市教育会館の中にもあります。 |
● 山福文庫の特色
|
|
- 小中学校の理科の授業に参考となる図書が多くそろっています。
- 必要な図書を自由に貸し出せます。
(ただし、貸し出せるのは教員のみで、一般の方は閲覧のみとなります。)
|
● 豊橋市自然史博物館との関係は?
|
|
博物館には,「もの」があります。図書館には「本」があります。ものを見て,「もっとくわしく知りたいな」という気持ちになったら,図書館の本で調べ,知識を得ます。今度はその知識を土台として,改めて「もの」を観察します。すると最初見たときとは違ったものに見えてきます。そしてさらに深く幅広く調べてみたいと思うようになります。一つの「もの」から出発して,最後は「世界」をとらえるところまで進んでいきます。
これは学ぶということの基本的なスタイルの一つです。これを実現するためには,「豊富な『もの』が体系的に展示された博物館」と「豊富な『本』が図書資料として分類整理された図書館」が必要です。豊橋市の「自然史博物館」と「山福文庫」は,まさにそのあるべき姿を追求し続ける理想的な複合施設となっている珍しい例です。しかも一部の図書は学校の授業とも関連づけられて,利用しやすい形に整理され,計画的に利用が進められているという実績をもっています。
児童生徒が興味をもちやすい「恐竜」から出発し,最後は自然科学にまでその興味を広げさせていく自然史博物館は,現在生きている生物の施設である動物園・植物園と一体化して非常に重要な施設となっています。それを資料的に支える「山福文庫の価値」は高く,今後も発展させていかねばなりません。 |
● どんな本があるの?
|
|
設立当時から自然科学に関わる書籍を中心に図書資料の収集整理を行っています。
- 自然史、特に恐竜関係の本
- 動植物関係の本
- 小中学校の授業に役立つ生活科、および理科関係の本、図鑑等
- 夏休みの理科の自由研究の参考となる本
- 総合的な学習の時間に役立つ本
- 保健関係の本
- 環境問題関係の本
- コンピュータ関係の本
- 各種絵本、紙芝居
|